夫婦で贅沢な時間を!モルディブ・世界初の海中絶景ホテル泊のススメ

夫婦で贅沢な時間を!モルディブ・世界初の海中絶景ホテル泊のススメ

夫婦で贅沢な時間を!モルディブ・世界初の海中絶景ホテル泊のススメ

インド洋に浮かぶ楽園・モルディブに水中ホテルが誕生しました。今回は、目の前に鮮やかな海の世界が広がる水中ホテルをはじめ、水中レストランや水中スパ、そしてモルディブを旅するベストシーズンをご紹介します。

モルディブってどんな国?

モルディブ共和国は、インドとスリランカ間の南西に位置する自然豊かな島国です。人口は約55.7万人。1,192もの島々で構成されており、そのうち200程度が有人島となっています。

「モルディブ」という国名の由来は「島々の花輪」を意味する“Malodheep”というサンスクリット語に由来するとされています。かつてインド洋を航海していた中国やヨーロッパ、アラブ圏の人々はモルディブの美しい島々を目にし「真珠の首飾り」と表現したという逸話があるほど、美しい自然に囲まれた国です。また、モルディブを構成する島々の総面積は東京23区の約半分程度と小さいながら、首都のマレ島には総人口の3分の1にあたる人々が居住しているともされ、世界有数の人口過密都市としても知られています。

モルディブの最大の魅力は、世界有数の美しいビーチリゾート。一つひとつの島がリゾート地となっており、政府が掲げる「1島1リゾート計画」に基づき、原則一つの島にホテルは一軒しか存在しません。澄み切った海や白い砂浜、サンゴ礁の広がる美しい土地を求めて、世界各国から多くの観光客が訪れるモルディブは、ダイビングや新婚旅行、バカンスなどを楽しめる国。ハワイやグアムといったリゾート地ほどの知名度はないものの、その豊富な自然資源から隠れた人気を誇っています。

モルディブ旅行のベストシーズンは?行き方とその費用、便利グッズを紹介

モルディブ旅行のベストシーズンは?行き方とその費用、便利グッズを紹介

モルディブ旅行のベストシーズン

一年を通して温暖な気候であるモルディブには、雨季と乾季があります。乾季は11月から4月にかけて。特に12月~3月頃が旅行しやすい人気のシーズンです。5月から12月は雨季になりますが、1日中雨が降るというわけではなく、短時間のスコールがある程度です。乾季と比較して旅行客が少なく旅費も安く済むため、雨季の最中にモルディブを訪れる人も少なくありません。

モルディブへの行き方は?

残念ながら2023年3月現在、モルディブまでの直行便は運行されていません。モルディブの首都マレまで行くには、羽田空港や成田空港から出発して、最低1回は乗り継ぎをしなければなりません。バンコク経由、シンガポール経由、クアラルンプール経由など、経由地は様々です。

モルディブ旅行に欠かせない便利グッズとは?

モルディブは領海が赤道を含んでいるためとても暑い国で、紫外線も相当強くなっています。ウォーターアクティビティを思う存分楽しむためには日焼け対策が欠かせません。

・日焼け止め
モルディブでは、日焼け止めの消費量が通常の倍近くになることを想定してください。海やプールに入るたびに塗り直しが必要です。そうしないと、真っ黒に日焼けするだけでなく、火脹れになる恐れもあり注意が必要です。UVカット効果の高い日焼け止めを持参しましょう。

・帽子やサングラス
ビーチリゾートでは必須アイテムなのが、帽子やサングラスです。帽子は日差しを通さないしっかりと編み込まれたものが良いでしょう。また、日差しが強く目も傷めるため、サングラスも必要でしょう。

水中気分が楽しめるホテルやレストランが大人気

水中気分が楽しめるホテルやレストランが大人気

モルディブを代表する観光スポットの多くは、文字通り水上や水中に敷地を備えています。ここでは、極彩色の光景に囲まれながら、とても贅沢な時の流れを楽しめるホテルやレストラン、スパをご紹介します。

海の中で目覚める水中ホテル

モルディブは1000以上の大小異なる島々からなる国。島の大きさ同様に、様々な規模・種類のリゾートがあります。

ピーチヴィラは、目の前に真っ白なビーチが広がる陸上タイプ。サンゴがたくさんある島であれば、そこからシュノーケリングへ行くことができます。プライベートプールがついている部屋もあり、他のゲストの目を気にすることなく、ゆっくりと羽をのばせるでしょう。

また、水上の一軒家として親しまれる水上ヴィラでは、海をより身近に感じられます。モルディブの伝統的な船「ドーニ」を模したヴィラなどもあり、非現実感を楽しめるでしょう。また、部屋からイルカを眺めることができるホテルや、海の上にハンモックを備えたホテルもあり、日常の喧騒を忘れ、癒しのひとときを味わえます。

多種多様なリゾートを備えるモルディブのなかでも、ひときわ有名なのは、2018年に誕生した、水中レジデンス「ザ・ムラカ」です。これまでにも水中ホテルは存在していましたが、それらは1室のみ、もしくは水族館の水槽と隣り合わせというものでした。しかし、ザ・ムラカは、世界初となる海上と海中の2階建てのレジデンス・スタイル。ベッドルームからは、天井はもちろん周囲の壁から海中を覗くことができるようになっています。いつものように呼吸をしながら、まるで海中にいるような光景を眺めている体験は、とても不思議な感じがします。

モルディブの美しい自然を堪能しながら贅沢な時間を過ごす

水中気分が楽しめるホテルやレストランが大人気

水中ホテル以外にも水中の気分が味わえる施設はいくつか存在します。水中レストランや水中スパで、泳ぐ魚たちを眺めながらお食事やゆったりスパを堪能してみるのも良いでしょう。

モルディブで有名なレストラントいえば、壁と天井がドーム状の透明アクリル板で覆われ、美しい自然を思う存分に堪能できる設計になっている「イター・アンダーシー」や、水深6メートルでシーフードを楽しめる「M6m Restaurant」など。ランチタイムには、明るい光が差し込み、きらきらとまばゆい海の世界が広がり、ディナータイムには、幻想的にライトアップされた空間を楽しむことができます。

そして、リラックスした時間を過ごすなら水中スパもおすすめです。水上および水中に設置されたトリートメントルームから、マッサージ、ボディ&フェイシャルケア、アンチエイジングケアなど、様々なメニューの施術を受けることができます。

まとめ

まとめ

南国リゾートでも人気の高いモルディブ。海の楽しみ方は色々ありますが、今回は水中ホテルや水中レストランをご紹介しました。ターコイズブルーの海が輝くモルディブで、普段の生活では味わうことのできないような水中の世界を、夫婦2人で堪能してみてはいかがでしょうか?

・渡航においては事前に最新の渡航情報を確認し、滞在にあたっては最新の情報を常に入手するようにしてください。
・本コンテンツは一般的な情報提供を目的とするものであり、お客さまに第三者の提供する特定商品・サービスに関して、何らかの推奨・勧誘も目的とするものではありません。

ライタープロフィール
長島 美帆
長島 美帆
翻訳・通訳者。イギリス音楽好きが高じて、大学卒業後に語学留学のため1年間イギリスに滞在。帰国後は様々な企業で産業翻訳に携わる。
語学留学から8年を経てイギリスへの思いが再燃し、33歳でイギリス大学院留学を果たす。イギリス留学中にヨーロッパ12ヵ国を旅し、見聞を広げる。現在は大学院で学んだことを活かし、企業内で翻訳・通訳を行っている。

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