週末ソロキャンプ入門これだけそろえればOK!【機材編】

週末ソロキャンプ入門これだけそろえればOK!【機材編】

週末ソロキャンプ入門これだけそろえればOK!【機材編】

新型コロナウイルス感染症の拡大防止に努めながらも楽しめるといわれるソロキャンプ。このシリーズでは3回に渡って基礎知識を紹介していきます。今回の【機材編】は、ソロキャンプ初心者がそろえておきたい機材やその選び方について解説します。

初心者がまずそろえるべきアイテムを紹介!

コロナ禍の影響もあり愛好者が増えているというソロキャンプ。 必要な機材は多岐にわたるものの、そろえる楽しみもキャンプライフの魅力。今回は、週1回のキャンプを満喫中というライターの山城さくらさんとともに、ソロキャンプでそろえておきたい機材を紹介します。

これさえそろえておけばビギナーでも一安心といえるラインナップ。ぜひ参考にしてみてください。なお、車移動で1泊のキャンプを想定しています。

バックパック

バックパック

バックパックの容量は、宿泊を考えると65リットル以上は欲しいところ。「身体に負担がなく背負える(背負い心地)」ことと「収納力」が選ぶ際のポイントですが、背負い心地は人それぞれ、またメーカーによっても変わります。実店舗で店員のアドバイスを聞きながら、試して購入した方が良いでしょう。

山城さんが愛用しているバックパックは、メイン収納の部分が大きく開き、出し入れがしやすく使い勝手が良いといいます。また、バックパックの頭の部分が着脱可能で、取り外すとアタックザック(小型のサブ用バック)になるとのこと。そこに着替えを入れておき、帰り道に銭湯へ寄る際はアタックザックだけを持っていくという使い方をしているそうです。

テーブルとアウトドアチェア

テーブルとアウトドアチェア

テーブルは「コンパクトにまとまる」ことがポイント。小物置きとしても使えるので、小さいものが2〜3脚あると便利だそうです。

チェアを選ぶうえで最も重視したいのは座り心地。もちろん「小さく折りたためて軽い」といった持ち運びのしやすさも大事なポイントです。持ち運びだけを考慮したモデルなら、3,000円ほどから販売されています。

一方、多少重くなるものの、座り心地を追求した背もたれが長いものも登場しています。「キャンプでは座っている時間が大半だからこそ、座り心地は妥協できませんよね」と山城さん。ご自身も購入を検討しているそうです。

焚き火台と焚き火セット

焚き火台と焚き火セット

調理や暖を取るために用意しておきたいのが「焚き火台」です。コンパクトな焚き火台はたくさんありますが、特に便利だというのが「ソロストーブ」。

ソロストーブは一般的な焚き火台と違い、煙を再び燃焼させる「二次燃焼効果」で煙が少なく、地面に熱が伝わりにくいなど環境に配慮した構造が特徴です。また、山城さんいわく「火起こしが苦手な人でも簡単に火をつけられ、燃焼効率がとても良く、調理にも使える優れもの」とのこと。

焚き火をするなら焚き火セットも忘れずに。持っていると便利なのは「マッチ」「着火剤」「火吹き棒」「トング」「小型のこぎり」「ナイフ」「グローブ」「スパッタシート」。スパッタシートは熱や火の粉から地面を保護する目的で、焚き火台の下に敷いて使用します。

クーラーボックス

クーラーボックス

食材を持っていくなら「クーラーボックス」も必須。あまり容量が小さいと保冷能力が低くなってしまうため、ソロキャンプであっても15〜20リットルは欲しいところです。写真は硬い素材で作られた「ハードボックスタイプ」。他にも折り畳める「ソフトボックスタイプ」もあり、荷物を減らしたい場合はそちらを選ぶのもアリです。

調理器具

調理器具

調理器具の中でも「メスティン」は必須。「煮る」「蒸す」「茹でる」「揚げる」など、様々な調理に使えるので持っておきたいアイテムです。蓋はお皿として使えるうえ、お箸や調味料などを中に収納できるので荷物の容量節約にも大活躍。

ステーキなど、調理後にカットが必要な調理をする場合、ミニナイフやまな板もあると便利です。

ライト

ライト

「ライト」は外用とテント内用、2つあると便利です。テントやテーブルのフックに吊り下げられるタイプだと頭上や足下から照らせます。

山城さんは「実はオイルランタンに憧れているんです」といいますが、荷物を減らすためにも、大容量モバイルバッテリーにもなる充電式ライトをつい選んでしまうそう。

テント、シュラフ(寝袋)、マット

テント、シュラフ(寝袋)、マット

テントは、一人で設営することを考えると、「組み立てが簡単」「コンパクト」「軽い」といった点を重視して選びたいところです。ただ、あまりにコンパクトすぎると手狭になってしまいます。荷物を中に入れられる、楽に着替えられるくらいのスペースを確保することを考えると、横並びで2人寝られる広さの「1〜2人用」くらいが良いかもしれません。

また、山城さんは「寝袋とマットに関しては、特にこだわりがなく…」といいますが、真冬の寒い時期などは電熱線入の「電気シュラフ」を愛用しているそう。枕は丸めたタオル、マットは厚手の毛布などでも代用できるといいます。

その他、あると便利なもの

その他、あると便利なもの

「ゴミ袋」「かゆみ止め」「モバイルバッテリー」「軍手」「ティッシュ」「除菌シート」「雨具」「レジャーシート」なども、あると役に立つといいます。特にレジャーシートは、準備や片づけ時に荷物を広げるのに使うだけでなく、雨が降ってきたときに道具が濡れないように上からバサッとかけられるので、1枚は用意しておくと良いでしょう。

日焼け止めなど

日焼け止めなど

必要ないという人もいるかもしれませんが、「日焼け止め」「クレンジング」「化粧水」「リップ」「ハンドクリーム」なども用意しておきたいところ。山城さんは「屋外で過ごすため冬でも日焼け止めは欠かせない」といいます。また、焚き火で肌が乾燥しやすいので保湿ケアも忘れずに。夏場はドライシャンプーがあると爽やかに過ごせます。

本

大自然の中で本を読むのも、ソロキャンプの楽しみ方の一つ。山城さんも必ず持って行くそう。

「キャンプに本は欠かせません。買っただけで読んでいなかった本を読むために、キャンプに来ているといって良いほど、大自然の中の読書ははかどるはかどる」

ぼーっとしたり本を読んだりと、せっかくの「お一人さま時間」です。スマートフォンをいじってしまいたくなる気持ちを抑えて、デジタルのつながりを一旦ストップ。「デジタル・デトックス」でリフレッシュしてみても良いかもしれませんね。

出発前にしておくべきこと

出発前にしておくべきこと

最低限の準備として、チェアやテントなど組み立てが必要な道具は、現地で困らないように自宅で練習してみると良いかもしれません。特にテントは設営のコツを覚えるのが大変なモデルもあるので、心配な場合は一通りシミュレーションしておくと安心です。

また、メスティンなど中に機材を収納できるアイテムは、しっかり中身がそろっているかを確認しておくのも大事。入れたと思い込んでいざ現地で開けてみると「あれが足りない」といった事態も少なくありません。持ち物確認はしっかりと、また収納場所はあらかじめ決めておくと探し物の手間が省けますよ。

一人が心配な人は「ふたりソロキャンプ」から

夜のキャンプ場は想像よりも暗くて静かです。突然大雨だって降るかもしれないし、夜に一人でトイレに行くなんて…。

そんな怖がりな人や初心者の方にお教えしたいのが「ふたりソロキャンプ」です。友人同士、お互いが認識できる距離感でそれぞれテントを張って、それぞれがソロキャンプを楽しむというスタイル。

「一人で設営をし、一人で焚き火やキャンプ飯を楽しみ、そして好きな時間に寝る。一人だけど、近くには友人がいるという圧倒的な安心感。まさにソロキャンプの楽しいところだけのつまみ食い状態です。そんなのソロキャンプじゃないじゃんというツッコミが入りそうですが、防犯的にも気持ちの余裕的にもやってみる価値ありですよ」

まずは気軽に試してみて

ご紹介した機材の他、食材や着替え、季節に応じて暖房や熱中症対策用のグッズなどが必要になってきます。最初は何を選んだら良いか迷ってしまいますが、「とにかく軽いもの」「性能重視」「お手入れが簡単」など、趣味嗜好や移動手段などに合わせてコンセプトを決めると選びやすいといいます。ちなみに山城さんの基準は「持っているだけでテンションがあがるもの」だそう。

また、道具は最初からすべてそろえずとも、機材レンタルができるキャンプ場もあるので、色々試してから購入するのも良いかもしれません。

今回は、初心者がそろえておきたい機材を紹介しましたが、他にも現地での楽しみ方やレシピについて取りあげた記事もありますので、ぜひ読んでみてください。


週末ソロキャンプ入門これだけそろえればOK!【実践編】
週末ソロキャンプ入門これだけそろえればOK!【レシピ編】

この人に聞きました
山城さくらさん
山城さくらさん
静岡県生まれ。Web記事の企画・執筆を得意とするフリーライターの経験を経て、現在は都内制作会社でディレクターとして勤務。キャンプ好きが講じて朝日新聞デジタルにてコラム連載中。週末のほとんどは山の中。
ライタープロフィール
笠木 渉太
笠木 渉太
主にマネー系コンテンツ、広告ツールを制作する株式会社ペロンパワークス・プロダクション所属。立教大学卒業後、SE系会社を経て2019年に入社。主にクレジットカードやテック関連のWEBコンテンツ制作や企画立案、紙媒体の編集業務に携わる。

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