「オンライン留学」とオンライン英会話の違いとは?英語漬け生活で短期間に効率よく英語力を上げる方法

「オンライン留学」とオンライン英会話の違いとは?英語漬け生活で短期間に効率よく英語力を上げる方法

「オンライン留学」とオンライン英会話の違いとは?英語漬け生活で短期間に効率よく英語力を上げる方法

外国語を学ぶ人にとって魅力的な「留学」。しかし、実際に留学するのはなかなか難しいもの。そこで今注目されているのが、自宅にいながら留学ができる「オンライン留学」です。この記事では、短期間で英語力を上げるオンライン留学のメリットをまとめました。

オンライン留学とは

オンライン留学とは

オンライン留学は、日本(自宅)にいながら留学と同じように授業を受けられる語学プログラムです。従来のオンライン英会話講座と違う点は、実際に現地の学校で働く講師の授業を受けられる点です。一日中外国語漬けの授業を受ける、短期集中型のカリキュラムになるでしょう。

新型コロナウイルス感染症の影響により、オンライン留学を提供する学校が増え、それとともに利用者も増えています。感染を心配することなく、留学した場合と同じ授業が受けられるほか、渡航費もかかりません。治安や物価なども気にせず、世界中の学校から留学先を選ぶことができます。

オンライン留学のメリットとデメリット

オンライン留学のメリットとデメリット

日本(自宅)にいながら、留学と同じような授業が受けられる点は魅力的ですが、オンライン留学にもメリットとデメリットがあります。

メリット1:集中的に英語の勉強ができる=効率が良い

外国語を学ぶ際に大切なのは、より多くの時間、その言語に触れること。読むこと、聞くこと、話すことなど、期間内に練習する機会が多ければ多いほど、それだけ上達も早くなります。

その点、オンライン留学は、外国語教室などよりはるかに効率的です。外国語教室の場合、通常1~2時間程度の授業を週数回。それに対し、オンライン留学の場合では、一日中ずっと外国語に触れることになります。オンラインとはいえ、片手間に通う外国語教室と比較すると、素早く語学力が身に付くでしょう。

メリット2:ネイティブ講師から学べる

オンライン英会話教室などもありますが、オンライン留学は、現地の学校で働く講師から学べるのが大きな特徴であり、メリットです。外国語を習得するためには、ただ文字を頭に詰め込むよりは、会話や、文化的なことを知るチャンスを得られることで、理解がより深まるでしょう。

オンライン英会話の場合、日本人講師などネイティブではない講師にあたるケースもあります。一方、オンライン留学であれば、現地(ネイティブ)の講師から直接学ぶことができ、より幅の広い語学力が身に付く可能性も高いでしょう。発音指導や幅広い語彙力、実用面も考慮された英文での添削など、ネイティブ講師だからこそ学べる恩恵は大きいでしょう。

メリット3:TESOL(英語教授法)を学んだ講師が多い

たとえ正しく母語を扱えるとしても、それを母語が異なる人に教えるとなると、また別の技術が必要です。そこで、英語を母語としない人たちに、英語を教える方法を学ぶ方法がTESOL(英語教授法)です。

TESOLは、テソルやティーソルと呼ばれており、Teaching English to Speakers of Other Languagesの略語です。リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングなど、4つのジャンルにおいて、英語が母語でない人たちへの教え方を学びます。

平たくいえば、TESOLを学んだ講師は、英語を教えるのが上手ということ。オンライン留学では、TESOLを学んだ講師も多く、効率よく英語を身につけることができます。

メリット4:世界の学生と一緒に学べる

留学すると同じ留学生の友人ができ、ともに励まし合うことで勉学に励む意欲が出た、という方も少なくありません。「オンライン留学だと友達ができないのでは?」と思う方もいらっしゃると思いますが、そんなことはありません。様々な場所に住む人たちが利用しているため、世界中の学生と一緒に外国語を学ぶことができます。

一般的な日本の学校では、教師が生徒に一方的に話すスタイルが多く、一緒に学んでいるという実感が湧きにくい傾向にあります。一方、外国では生徒同士のディスカッションに多くの時間をとることが多いもの。

特に欧米の留学では、グループを作り、生徒同士で意見の交換やグループでの発表など、「交流の機会」が多く設けられています。オンライン留学すれば地球の裏側に住む友人を作ることも可能です。

メリット5:リアル留学より費用面のハードルが低い

オンライン留学は、費用面でもメリットがあります。実際に外国へ渡るとなれば、相応の費用がかかります。滞在先や時期などにより費用は変わってきますが、渡航費用だけでも10万円前後、現地での宿泊費も1ヵ月滞在するとしても10万円前後かかることになります。

一方、オンライン留学の場合、移動費は不要。居住費や留学中の食費、交際費も不要です。留学するとなれば一生に一回だからと贅沢する方も多いもの。その点、オンライン留学であれば、授業料以外の費用は大幅にカットでき、最短の時間で語学を習得できる可能性があります。

デメリット1:時差がある

オンライン留学のメリットは、現地の講師から授業を受けられることですが、現地の学校で働いているということは当然日本とは時差が生まれます。例えば、時差が9時間あるイギリスで朝9時から授業が始まるとすると、日本では18時から授業が始まることになります。現地15時であれば、日本では0時ということ。

アメリカの場合、ワシントンとの時差は14時間ですから、もっと時差が大きくなるということ。昼夜逆転すると体にも負担がかかるので、時差をよく考えた上で、留学先を選ぶ必要がありそうです。

デメリット2:どの留学先が最適かわかりにくい

本来の留学であれば、現地の環境や文化、生活スタイル、ホームステイ先など、様々な要素を考慮して、留学先を決めることになるでしょう。

しかし、オンライン留学の場合は、実際に外国へ渡らないため、どの留学先が自分にあっているかを判断する材料が少なくなります。現地で生活するわけではないので、影響は少ないかもしれませんが、かえってどの留学先が最適か分かりにくいと感じる人も多いようです。

オンライン留学にかかる費用

ここからは、実際にオンライン留学にどのくらいの費用がかかるのか、各国オンライン留学先の一例をご紹介していきましょう。

イギリスの語学学校の一般英語コースを受講した場合

イギリスの語学学校の一般英語コースを受講した場合

アメリカの語学学校の一般英語コースを受講した場合

アメリカの語学学校の一般英語コースを受講した場合

カナダの語学学校の一般英語コースを受講した場合

カナダの語学学校の一般英語コースを受講した場合

オンライン留学を将来の投資の選択肢に

オンライン留学を将来の投資の選択肢に

外国語を学ぶにはある程度時間が必要ですが、数多くのメリットがあります。言語とともに外国の文化を知れば、視野を広げることができ、新しい友人を作ることにもつながるでしょう。また、ビジネス英語ができるようになれば、将来的な転職の選択肢も広がります。もし、活用できる資金や時間があれば、自己投資としてのオンライン留学を選択肢の一つにしてみるのも良いかもしれませんね。

ライタープロフィール
川上 雅哉
川上 雅哉
株式会社メトリアブル所属。多数のWEBメディアを中心に活動するフリーライター。情報とともに心を届ける文章をモットーに、コラム執筆やセールスライティングを担当。ヘルスケア・ライフスタイル・金融・不動産と、多くジャンルを執筆している。趣味は音楽、料理、お菓子作り。

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