スキマ時間を活用!オーディオブックのメリットとは?音声コンテンツの未来

スキマ時間を活用!オーディオブックのメリットとは?音声コンテンツの未来

スキマ時間を活用!オーディオブックのメリットとは?音声コンテンツの未来

移動中などのスキマ時間に情報をインプットできることで注目されている音声コンテンツ。特に人気のオーディオブックは、日本能率協会総合研究所の調査によると、2024年に市場規模260億円になると予測されています。そんな、オーディオブックの魅力を紹介します。

ポッドキャスト、インターネットラジオなど音声コンテンツの流行

ポッドキャスト、インターネットラジオなど音声コンテンツの流行

オーディオブックのメリットを紹介する前に、まずは音声コンテンツにどれだけの注目が集まっているのかを見てみましょう。

音声コンテンツへの注目度の高さが分かるのが、2020年7月22日にThe New York Timesが、人気ポッドキャスト制作スタジオSerial Productionsを約27億円で買収することに合意した、というニュースです。

The New York Timesといえば、アメリカ・ニューヨークに本社を置く、世界的に有名なメディア企業です。もともと2017年に「The Daily」というポッドキャストを開始していましたが、専門のスタジオを買収することで、音声コンテンツにより力を入れていくという方針が見てとれます。

さらに、音声コンテンツに関する統計調査も見てみましょう。Edison Research社とTriton Digital社が発表した「The Infinite Dial 2019」のデータ によると、12歳以上のアメリカ人の51パーセントがポットキャストを聞いたことがあると回答したのです。

出典:Edison Research and Triton Digital, “The Infinite Dial 2019.”(外部サイト)

また、ロイター通信の発表をStatist社が作成したデータによると、2019年に実施されたポッドキャストの1ヵ月以内の国別利用率調査では、調査対象となった20ヵ国全体で36パーセントほどの利用率があり、また、2018年と比較して利用率が2%増加したとの結果が出ています。

出典:Statist社 Podcast Popularity Across the Globe(2019.1)(外部サイト)

YouTube・VODなど様々なエンタメコンテンツがあふれているなかで、緩やかでありながらも着実に普及が進んでいるのが、この音声コンテンツといえるでしょう。

海外だけでなく、もちろん日本でも普及が進んでいます。2019年のポッドキャストの1ヵ月以内の国別利用率調査による日本の利用率は23パーセントと決して高くはないものの、最近では「Voicy」「stand.fm」「Spoon」など、様々なサービスが登場しているのです。

オーディオブック配信サービス「audiobook.jp」の会員数が、2018年12月からわずか9ヵ月で40万人も増加したことや、優良なオリジナル音声コンテンツの発掘を目的とした音声コンテンツの賞イベント「JAPAN PODCAST AWARDS 2019」の授賞式が2020年4月に開催されたことからも、日本でも今後より一層の注目が集まってくることが期待されます。

特殊なマイク・機材を購入することなく、今すぐ配信できる気軽さから、音声コンテンツ制作を始める人が増加していることも人気を後押ししているといえます。

オーディオブックの3つのメリット

オーディオブックの3つのメリット

音声コンテンツのなかでも、親しみのあるオーディオブック。そんなオーディオブックには、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

スキマ時間を活用できる

オーディオブックの最大の魅力は、スキマ時間を有効活用できることです。通常の読書では文章が印刷してある本、ページをめくる手・文字を読むための目が必要ですが、オーディオブックはその名の通り音声本なので、何か手作業をしながらでも、音声を聞いて本に書いてある情報を得られます。

忙しくて本を読んでインプットする暇がないという人でも、通勤時間・食事の時間・家事の時間など、全ての時間を読書時間に変えることができるのです。「ながら」で使えるからこそ、わざわざ「読書の時間」といった時間を改めて確保する必要もありません。

最近ではスキマ時間を活用したサービスも数多く展開されていますが、オーディオブックの場合は「本の内容を聞く」「料理を作る」という2つの作業を並行できることからも、さらに使い勝手が良いツールといえるでしょう。

目を休めることができる

耳だけしか使用しないオーディオブックだからこそ、目を休められるのもメリットです。現代人は、数十年前と比べると多くの人が目を酷使する生活をしています。例えば、「仕事中はPCを使い、それ以外の時間はスマホを使ったりテレビを見たりする」というように、1日中、電子機器の画面を見ている人も少なくないでしょう。

目が疲れて文字すら読むのが辛い時、これまでは目を閉じて休息するためだけに時間を使っていました。ですが、オーディオブックを活用すれば、目の休息時間すらも読書時間へと変化させることが可能です。

文字を読むのが苦手な人でも楽しめる

近年、紙に印刷された文字媒体の利用率が低下する「活字離れ」のほか、「読書離れ」といった言葉が使われるようになったように、特に若い世代で文字・読書に苦手意識がある人が増えているそうです。ですがオーディオブックなら、文字を読むのが苦手な人、読書に抵抗がある人でも楽しめます。

もともと本を読む習慣のない人が、忙しい日々の生活に突然読書を取り入れようとすることは、なかなかハードルが高いものです。しかし、耳で聞くだけ、かつ時間の確保を必要としないオーディオブックなら、比較的気軽に取り入れられるのではないでしょうか。

スキマ時間にすぐ始められる自己投資

スキマ時間にすぐ始められる自己投資

読書では、仕事でスキルアップをするためのHOWTOを学ぶことや、専門家・著名人の考え方や知識を知ることができるので、読書自体は間違いなく有益な自己投資です。ある本を読んだことで、自分の見ている世界が変わった・行動指針がガラッと変わったという経験をしたことがある人も、もしかしたらいるかもしれません。

しかし、それほどまでに有益な変化をもたらしてくれる可能性があると知りながらも、読書の時間を作ったり、積極的に取り組んだりすることは、なかなか難しいことです。だからこそ、ほかの時間を割くことなく自己投資の時間を作れるオーディオブックが、人気を集めています。

今後もより一層の発展が期待されるオーディオブックですが、ただ聞いて終わりでは意味がありません。頭に入れただけでは知識・記憶として定着しにくく、すぐに忘れてしまいます。また、なによりも重要なのは、得た知識を自分で有効活用できるようになることです。

前述の通り、音声コンテンツサービスのなかには、マイク・機材を購入する必要なく、すぐに自分だけのラジオ番組のように配信できるサービスもあります。オーディオブックを聞いて得た知識・情報を定着させるために、音声コンテンツでアウトプットする使い方もおすすめです。

現代で暮らす私達は、目や手がひたすら忙しく、せわしない毎日のなかでスキマ時間すらも限られつつあります。オーディオブックを活用して、ほかのことをしている時間を、自己投資の時間に変化させてはいかがでしょうか。

ライタープロフィール
ながた さや
ながた さや
Webライター。1993年生まれ。新卒でIT企業のエンジニアとして勤務後、2018年9月からフリーランスのWebライターとして活動を開始。SEO・取材記事を中心に、美容・旅行・ITなど様々なジャンルの執筆を行っている。
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