世代ごとにコーヒーを飲む理由は変わる

コーヒーミルについて解説していく前に、コーヒーがどれだけ愛されているかみてみましょう。
BRITA Japan株式会社が25~59歳の男女を対象に行った「コーヒーに関する意識調査(外部サイト)」によると、日本では2人に1人がコーヒーを毎日飲んでいます。また、マイボスコム株式会社の「飲みたいものに関するアンケート調査(外部サイト)」によると、「くつろいでいる時に飲むもの」でコーヒーやコーヒー飲料を選んでいる人の割合は68.9パーセントにのぼります。
リラックス効果を求めて飲まれることの多いコーヒーですが、世代別に細かくみてみると飲む理由は世代間で違うようです。味の素AGF株式会社による「AGF コーヒーに関する生活/生涯価値実態調査(外部サイト)」によると、コーヒーを飲む理由について「ゆっくりとくつろぐため」が60歳以上で最多。一方で、20代については「眠気覚まし」が最も多い回答となりました。
世代間でコーヒーを飲む理由に違いはありますが、日常のなかでコーヒーが身近な存在になっていることに変わりはありません。日々のコーヒータイムを充実させることで、何気ない時間が上質なものに変わることでしょう。
一日のスタートに豆の香りが連れてくる豊かな時間を

仕事で忙しい人にとってお手軽なインスタントコーヒーは助かる存在ですが、どこか味気なく感じることも。安定した味で早くおいしいコーヒーを淹れられるのは大きなメリットですが、豆から挽いたコーヒーが奏でる旨味や香り高さにはかないませんね。
コーヒーは豆を挽いてしまうと酸化が早くなり、味わいにもダイレクトに影響します。そのため、おいしいコーヒーを飲むためには、挽きたての豆を用意するのがベスト。豆本来が持つ味わいを引き出せます。また、挽きたてのコーヒーを毎朝の食卓に用意するのもおすすめです。朝日を浴びながらミルでじっくりと豆を挽く……。そんな贅沢な一日の始まりはいかがでしょうか。きっと、いつもの暮らしがワンランク上がったように感じられるはずです。
豆を挽く感触や音、香り、味わい……。そんな静かな喜びを体感できれば、毎日が鮮やかに彩られることでしょう。
あなたにぴったりのコーヒーミルは手動?電動?

手動のミルなら、豆を挽く時間すらも優雅な気分に。お手入れも簡単ですし、コンパクトなものなら持ち運びもしやすくアウトドアシーンでも重宝します。毎日手挽きするのは大変という人には電動がおすすめです。家族が多い家庭や一日に何杯も飲む人は、手早く量を用意できるので助かるでしょう。
電動と一口にいっても、持ち運びが可能な「プロペラ式」や、据え置き型の「臼式」「コニカル式」などがあるので、用途や設置場所に応じて適したタイプが選べます。プロペラ式は比較的安価なので入門者も手軽に購入できるでしょう。プロペラ式よりも性能が高い臼式は、価格とのバランスも程良いのが魅力です。味にこだわりたい方は、粒度を細かく調整できるコニカル式を。価格は高めですが、精度の高い均一な粉を簡単に用意できます。
上質な暮らしのヒントは、身近なところにある
普段の多忙な毎日に、豊かさをプラスするのは意外に難しいことではありません。何気なく飲んでいるいつもの飲み物に、ほんのひと手間かけるだけで、新鮮な気持ちになれるはずです。コーヒーミルを生活に取り入れ、上質な暮らしへの第一歩を踏み出してみましょう。
(記事提供元:株式会社イノーバ、画像提供元:株式会社アマナ、ピクスタ株式会社)
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