まるで映画のワンシーン!ヨーロッパの街角でウェディングフォトを撮ろう!

まるで映画のワンシーン!ヨーロッパの街角でウェディングフォトを撮ろう!

まるで映画のワンシーン!ヨーロッパの街角でウェディングフォトを撮ろう!

挙式や披露宴をしないカップルが、結婚式の代わりに個性的な写真を撮影するフォトウェディングが人気を集めています。今回はヨーロッパでフォトウェディングができるサービスを提供するビジネスを立ち上げた日本人夫婦の取り組みをご紹介します。

ヨーロッパの名所を知り尽くした現地のカメラマンがウェディングフォトを撮影してくれる

歴史的建造物や美しい自然に溢れるヨーロッパ。ハネムーンでも人気のエリアですが、旅行に合わせてウェディングパーティをしたり、前撮りをしたりするカップルもたくさんいます。
まさに「フォトジェニック」な風景を、せっかくなら美しく残したい、と思いますよね。でも、プロのカメラマンに依頼したくても、日本のカメラマンに依頼するわけにもいかないし、現地のカメラマンは知らないし、クオリティや金額も不安…。
そんな不安に応えるサービスを提供しているのが、日本人のご夫婦、松下あおいさんとよしのりさん。お二人は、スペイン・ポルトガル・イタリアなどヨーロッパ各地で現地のプロのカメラマンに撮影を依頼できるサービス「Totte(トッテ)」を立ち上げました。

Totteの利用者は新婚カップルからご家族まで幅広く、結婚写真の前撮り、後撮り、婚約の記念に撮影するエンゲージメントフォトのほか、旅行中に撮影するカジュアルフォト、家族写真など、様々な用途で利用されています。

中でも多いのは、挙式や披露宴をしないカップルが、結婚式の代わりに写真を撮影するフォトウェディングやハネムーンフォトなど、ブライダル関連の撮影依頼。
「ブライダルの撮影をすると、私たちが結婚した数年前と比べても、結婚式や結婚そのものの考え方が多様化しているのが垣間見えて、大変興味深いです」とあおいさんは話してくださいました。

基本的な依頼の流れは以下の通りです。
1.Totteのウェブサイトより撮影したい街とプランを選択してご予約
2.クレジットカードでお支払い
3.撮影詳細をメールでお受取り
4.当日、カメラマンと待ち合わせて撮影
5.後日、Eメールにて写真データ受け取り

現地のカメラマンはヨーロッパ各国の名所や隠れた穴場を知り尽くしています。日本語は話せませんが、事前の日本語でのお打ち合わせで希望をくみ取り、当日はしっかりと撮影をしてくれるプロフェッショナルです。フォトウェディングの場合のみ、日本語でのアテンドを希望される方には、ファッション誌の『ELLE』でウェディングプランナーの研修を修了しているあおいさんがサポートしてくださるそうです。

どんな写真を撮ることができるのか、実際に依頼したカップルのお写真をいくつか紹介します。

ヨーロッパの名所を知り尽くした現地のカメラマンがウェディングフォトを撮影してくれる
新婚旅行でスペインを訪れた際に、バルセロナでフォトウェディングを撮影。未完成のサグラダファミリアと優美なお二人が印象的な一枚
ヨーロッパの名所を知り尽くした現地のカメラマンがウェディングフォトを撮影してくれる
お二人にとっての想い出の地、スペイン・サンセバスティアンのラ・コンチャ湾にて。
ヨーロッパの名所を知り尽くした現地のカメラマンがウェディングフォトを撮影してくれる
学生時代からスペイン語を勉強していて、スペインでハネムーンを過ごした夫婦。バルセロナの旧市街にて
ヨーロッパの名所を知り尽くした現地のカメラマンがウェディングフォトを撮影してくれる
一生想い出に残るよう、大好きなスペインでフォトウェディングの撮影。ガウディ建築の傑作、朝日が昇るグエル公園にて

実際に撮影したカップルの反応はというと、
「カメラマンさんと楽しくお話ししているうちに、あっという間に終わってしまいます。結婚式も控えているので、Totteで撮った写真をたくさん飾らせていただきます!」
「妻がSNSでTotteを知り撮影を予約しました。日本人のご夫婦がやっているため、日本語で色々と相談できたことも助かりました。スペインのプロカメラマンも陽気な方で、とても楽しい撮影になりました」
と、大好評。

「撮影後に結婚式やご自宅にお写真を飾ったとご連絡をいただくたびに、良い仕事ができたと嬉しく思います」とあおいさんは話します。

スペインで新しいビジネスに挑戦してみたい!

お気づきの方も多いかもしれませんが、Totte(トッテ)という名前は「撮って」からきています。このサービスを立ち上げたあおいさんとよしのりさんは、もともと東京都内で会社員をされていたそうです。

サービスの立ち上げは、結婚を機に夫婦でどんな人生を歩みたいのかを真剣に考え始め、将来について話す機会が増えていったことがきっかけ。

そんな二人の会話の中から出てきたキーワード(=お互いの好きなもの)が、「想い出」、「カルチャー」、「旅行」。これらに関連して、何か人の心に残るものを作ることができればと考え、現地のプロカメラマンと旅行者を「写真」という想い出でつなぐTotteのサービスのアイデアを思いついたそうです。

実は、構想段階では大好きな信州での起業を考えていた二人、長野県のベンチャーイベントである経営者との出会いがあったそう。

「世界への挑戦を続ける経営者の話を聞き、刺激を受けました。トラベル業界に挑戦するのであれば、世界のインバウンド旅行者数をリードするスペインでTotteをやってみよう!と、スペインでの起業を決めました」とあおいさんは話します。

こうして、夫婦の大きな挑戦が始まったのです。

ヨーロッパ各都市に拡大中

言葉も文化も違う異国で、試行錯誤を繰り返した二人。特にパートナーである現地のカメラマンとの信頼関係の構築を大事にしてきました。「遠い国でよくやっているね、と励ましてくださる方や、Totteを応援してくださるお客さまのおかげで挑戦することの楽しさ、人の温かさを感じています」とあおいさん。

2018年のサービス開始から4年が経ち、スペインのマドリード、バルセロナでスタートしたTotteは、今はスペイン・ポルトガル・イタリア・フランス・イギリスなどヨーロッパ20都市にまで拡大しました。

ヨーロッパ各都市に拡大中
大都会ロンドンになお残る歴史的地区にて
ヨーロッパ各都市に拡大中
大西洋の真珠とも呼ばれるポルトガル沖のマデイラ島にて

「ヨーロッパの景色は本当に美しいので、プロのカメラマンに頼めば、スマホでの撮影を忘れて、目の前の景色を楽しんでいただけます。Totteを立ち上げたときに夫婦で決めた、『100年後にも残る想い出』をモットーに、これからも多くの方の色あせない大切な想い出をカタチに残せるサービスであり続けたいです」とあおいさんは語ります。

ヨーロッパでのフォトウェディングやハネムーンの記念に、プロが撮影する素敵なお写真を残してみてはいかがでしょうか。

【Totteプラン】
・プロプラン:カジュアルなカップル撮影や家族旅行の記念に(1時間撮影より)
・フォトウェディングプラン:前撮り、後撮り、エンゲージメントを含むブライダル撮影に(2時間撮影より)

※撮影可能なヨーロッパの都市やウェディングフォトの詳細は、Totteのウェブサイトでご確認ください。
Totteウェブサイト(外部サイト)

・本コンテンツは一般的な情報提供を目的とするものであり、お客さまに第三者の提供する特定商品・サービスに関して、何らかの推奨・勧誘も目的とするものではありません。

ライタープロフィール
尾越 まり恵
尾越 まり恵
1980年 福岡県北九州市生まれ。同志社大学文学部を卒業後、9年間株式会社リクルートメディアコミュニケーションズ(現:リクルートコミュニケーションズ)に勤務。ブライダル情報誌『ゼクシィ』の制作に携わり、主にプロジェクトマネジメントを担当。2011年3月末に退職、フリーに。『日経ビジネス電子版』『妊活たまごクラブ』などで記事執筆中。

尾越 まり恵の記事一覧はこちら

RECOMMEND
オススメ情報

RANKING
ランキング