大人のこだわり「進化系」手帳の選び方と活用術

大人のこだわり「進化系」手帳の選び方と活用術

大人のこだわり「進化系」手帳の選び方と活用術

新しい年がスタートするタイミングで新調するアイテムの一つに、手帳があります。手帳といえば、昔はスケジュールを管理するツールでしたが、現在では日記をつけたり、計画を立てたり、エンディングノートとして使ったりとその活用方法は広がっています。そんな手帳を今回は"進化系"手帳として、活用のヒントをお伝えしていきたいと思います。

今、なぜ紙の手帳なのか?

パソコンやスマートフォンが普及した現代では、簡単にスケジュール管理をしたりメモをとったりすることができるようになったため、紙の手帳が必須ということはなくなりました。
実際、持ち歩きがしやすく多機能なスマートフォンのほうが便利だから、紙の手帳はいらない・・・・・・と考える人もいるでしょう。

しかし、そのような時代を迎えてなお、紙の手帳を使いたいという人も実は多いのです。実際、秋から冬になると、大型文具店や書店に来年のスケジュール帳のコーナーが設置され、たくさんの人が次の年に使う一冊を探しにやってきます。
今の時代になぜ紙の手帳なのでしょうか?その理由はいくつか考えられます。

紙やペンの味わいを楽しむ

紙やペンの味わいを楽しむ

手紙を書いたり書類を作成したりといったことがパソコンやスマートフォンでできるようになり、紙とペンを持つ時間が少なくなったと感じたことはありませんか?日常の中で紙をめくる楽しさやボールペン・万年筆の書き心地の良さも味わいたい・・・・・・そんな思いからあえて紙の手帳を使うという人もいるでしょう。

予定、日記、メモ、スクラップ・・・・・・一冊で自由な使い方ができる

紙の手帳は「カレンダーがついた一冊のノート」。予定管理だけでなく、日記や思うことをつらつらと書く雑記帳の役も果たしてくれます。
さらに、旅行の写真や気になった新聞記事などを貼り付けるアルバム、スクラップブックのように使うことも可能です。こうした自由度の高さは、スマートフォンでは機能面の制限や使い勝手の問題から難しく、まだまだ紙の手帳に軍配が上がるといえるでしょう。

手帳に書く時間が、心を落ち着けてくれる

片手で操作ができて、作業する場所をあまり選ばないスマートフォンと違って、紙の手帳は机に座って開いてペンを動かすという作業が必須です。紙の手帳を持つことで、机に向かって手帳片手に考えるという、「心を落ち着かせる時間」をとることができるようになります。

進化した21世紀の「未来型」手帳

進化した21世紀の「未来型」手帳

「手帳を使ってみよう!」と考えたら、次にすることは自分に合った手帳を選ぶこと。最近は、現代人のライフスタイルに対応するべく、定番のフォーマットをより使いやすく改良したり、新たな要素を加えたりしたものが登場しています。

仕事管理や目標達成に使えるガントチャートを手帳に

横に時間軸、縦に作業内容のリストなどを記して、プロジェクトの進み具合を視覚的に分かりやすく表す「ガントチャート」が、スケジュール帳に取り入れられることが多くなりました。スケジュールとともに仕事の進捗管理や、健康管理などのために使うことも可能です。

メモもできるゆるやかなバーチカルタイプも人気

メモもできるゆるやかなバーチカルタイプも人気

縦の時間軸で1日・1週間を管理するスケジュール管理の定番スタイルのバーチカルですが、最近は時間軸をゆるやかにしたタイプが続々出てきています。バーチカルのスタイルで予定管理ができて、なおかつメモやtodoリストを書くスペースもあり、より自由にページを使えるのが特徴です。

1冊を二つに分割したセパレートダイアリーも人気

上下がマンスリー、ウィークリーなどに分かれている「セパレートダイアリー」というタイプの手帳も人気を集めています。
月間スケジュールと週間、または1日のスケジュールが同時に閲覧でき、めくる手間を少なくして、効率的にスケジュール管理ができます。

生活やスケジュールの在り方が多様化するとともに進化している手帳。それだけに、既存のフォーマットから選択するだけでなく、「~な感じでスケジュール管理したいから、~ができる手帳が欲しい」と、自分の希望やライフスタイルがまずありきで、それに合った手帳を探すのも良いでしょう。

未来を見据えた手帳の使い方

未来を見据えた手帳の使い方

「手帳に書き記す時間を持つ」ということは、自分自身の過去、未来を見つめなおすことにつながります。
予定やtodoリスト、さらに未来の計画なども書き記していける手帳。内容を見返したときに、自分がどのように人生を過ごしてきたかの軌跡を確認できます。

それによって、「こうしてきたおかげで、今の自分がある」と認識でき、「過去の自分はこうだったけど、この先は、こうなりたい」と未来への意欲がわいてくることもあるはずです。
使い方次第でより自分を知り、未来を見据えていけるようになる手帳。人生を助けるツールとして活用していくためには、漠然と書くのではなく、使い方にこだわってみてはいかがでしょうか。

充実したライフスタイルのための手帳活用法

・夢への計画表を作る
手帳にやりたいことや目標を書いている人は多いと思いますが、さらに踏みだして、夢を叶えたり目標を達成させたりする計画表として使うのも良いでしょう。やりたいことをいつまでに達成するかを決めて、達成日をスケジュールに書き込み、そのための具体的行動を書き出し、それをいつ行うかもスケジュールに落とし込んでいく・・・・・・といったように、夢や目標とそのためにすべきことを「予定」としてしまうことで、より実現に近づけるかもしれません。

・ライフログを残す
手帳は「予定」を書くだけでなく、「記録」を残すこともできるもの。日々の行動記録や感じたこと、健康管理など、生活のログを残していくことで、自分を見つめやすくなります。例えば、日常のルーティンワークにどれくらい時間がかかるか毎日記録していくと、どんな作業にどれぐらいの時間を使っているのかを客観的に見直すことができます。そのログを見返すことで、より効率化を図るヒントが見えてくるはずです。

ノートを手帳のように使う「バレットジャーナル」の手法もおすすめ

近年、多くの手帳愛好家たちの注目を集めているのが、アメリカのデジタルプロダクトデザイナー、ライダー・キャロル氏が発案したノート術「バレットジャーナル(Bullet Journal)」。
こちらは、一冊のノートの中で、箇条書きと記号を使ってスケジュールやタスク管理をしていくというもので、好きなノートを予定やライフログを記録する手帳のように使うことができます。

参考動画:How to Bullet Journal

自分に合った手帳は、自分にしか見つけられない

自分に合った手帳は、自分にしか見つけられない

今の自分の思いや未来の予定を書き記していくことで、人生のよき相棒になりうることもある紙の手帳。スマートフォンでのスケジュール管理ではできない、未来の自分を創るツールにもなりうるのです。
自分にぴったりの手帳を探す際には迷うこともあるかもしれませんが、そうしたときは、手帳をどう活用したいのか、自分が何を実現したいのかなどに思いを巡らせてみましょう。

「スケジュールと合わせてtodoリストを書きたい」「仕事の進み具合も記録したい」「家計簿をつけたい」など、自分が手帳を開いたときに何をしたいかをはっきりさせれば、きっとそのこだわりが自分に合った手帳を引き寄せてくれるはずです。

自分のための手帳を見つけることができるのは、ほかでもない自分自身。自身が手帳に求めるもの、手帳を使ってやりたいことを大切にしながら、ぴったりの一冊を選んでみてはいかがでしょうか?

ライタープロフィール
田下 愛
田下 愛
映画と音楽を愛する文具ライター。取材、インタビューなど多忙な仕事に奮闘中。著書に「選挙はエンターテイメントだ!」(HK INTERNATIONAL VISION)がある。趣味はオーケストラでヴァイオリンを弾くこと。

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