「なりたい自分」に近づく!片付けスイッチを入れるコツ

「なりたい自分」に近づく!片付けスイッチを入れるコツ

「なりたい自分」に近づく!片付けスイッチを入れるコツ

数年前から続く「断捨離」ブーム。できるだけ持ち物を少なくし、すっきり暮らしたいと思いつつも、なかなか手をつけられていない人が多いのではないでしょうか。ここでは、片づけを始めるための心構えや準備、やる気スイッチを入れるコツをお伝えします。

片づけの先にある暮らしを考える

巷に溢れている「片づけノウハウ本」「断捨離本」を読んでいると、結論がほぼ同じであることに気づかされます。それは何かというと、片づけは単に「モノを処分すること」ではなく、「自分の理想の暮らしに近づくこと」だということです。

すっきりとシンプルに暮らしたいのか、好きなものに囲まれて心豊かな日々を過ごしたいのか。好みの生活スタイルは、その人がめざす生き方にもつながります。

自分の理想の生活を実現するために、まずは身の回りを整える、それが片づけの目的です。

せっかく片づけたのにすぐにリバウンドしてしまうのは、目標が目の前を片づけることにあって、生活を整えるに及んでいなかったからと言えるのではないでしょうか。

まずは、自分がどういう生活を、しいてはどういう人生を送りたいのか。このイメージをなるべく具体的に思い描くことからスタートしましょう。

片づけの先にある暮らしを考える

現状打破は現状認識から

具体的な目標が定まったら、まずは今の部屋のありのままの状態を撮影しましょう。人間は、自分のこととなるとなかなか客観的に見ることができません。家の中も同じです。

片づけはダイエットに似ています。ダイエットに励む方が、始める前の自分の姿を写真に撮り、「ここから脱出する!」と奮起するのと同様、家の中の雑然とした様子を写真に収め、見やすい場所に貼ったり、時折見直したりすると、「片づけよう!」という意欲が湧いてきます。

外部からの刺激を利用する

外からの刺激を受けて、自分のやる気スイッチを入れるのも良いでしょう。

いつも片づいているお友達のところを思い出すのもよし、最近ではショップなどでも、モノをたくさん置かずに厳選されたものだけを、センスよくきれいに見せるところも増えてきましたので、そういうところで、「きれいにしたい!」と意欲を掻き立てるのも良いでしょう。

ホテルや旅館に泊まるのも、良いきっかけです。いくら荷物が多い人でも、部屋ごと移動するほどの大きな荷物は持参しませんから、少ないものでも十分生活できるんだな、と感じることができます。

身近に存在する、“片づいているスポット”に身をおき、五感を刺激することで片づけスイッチを入れても良いのではないでしょうか。

外部からの刺激を利用する

後回しにせず、アクションはすぐに

そして大切なのは、帰宅して自分の部屋に戻ったときに、些細なことでも即行動に移すこと。

もう使わなくなったモノや古くなってくたびれたモノを処分する、机やソファの上にある読みかけの本や雑誌を整理する。

そんなアクションを起こすと、それがきっかけになって、「ついでに、ここも整理しよう」「明日はこうしよう」と、気持ちのベクトルが次に向かいます。一方、このときに何もしないと、文字どおり何もしないまま、せっかく受けた刺激も薄らいで、元の状態が続くことになってしまいがちです。

現状を悪化させない

今ある状態を悪化させないことも大事なことです。

例えば、いただき物のお菓子。お菓子を食べてしまった後も、かわいいリボンや包装紙、紙袋などは、ついつい、とっておきたくなりますよね。でも、それは本当に必要なものでしょうか?よく考えてから判断する癖をつけましょう。

「要らない」と思えば、その場で捨てる。「欲しい!」と思えば、然るべき場所に保管する。

このとき大事なのは、後回しにしないことです。一度、目の前からなくなったものを再度引っ張り出して、「さて、どうしよう」と考えるのは、その時点で判断するよりも、余計な時間とエネルギーが生じます。しかし、その判断を先延ばしにしてしまった結果が、今の片付いていない状態の原因の一つであるのは間違いありません。考えるのは一瞬で済むこと。決して後回しにしないことを心がけ、今以上に部屋が散らかってしまう状況を作らないようにします。

現状を悪化させない

朝の5分を習慣にする

では、先延ばしにせず、着実に片付けを進めるにはどうすればよいのでしょうか?おすすめは、毎朝5分間を「片付けの時間」にして、これを習慣づけてしまうことです。朝は頭もすっきりしていますし、これから活動が本格化する時間帯なので、動きも軽やかです。朝の5分間は夜の1時間に匹敵すると言っても過言ではありません。

5分間で机周りでもリビングでも台所でも気になるところをササッと整える、要らないものを処分するようにします。

忙しいときや寝坊してしまったときは仕方ないとして、毎朝5分片づけに時間を充てることを習慣にできたら、しめたものです。

続けているうちに、毎日の入浴や食後の歯磨きと同様、やらないと気持ち悪くなってきます。

習慣化したときは既に部屋はある程度片づいているはず。再度写真を撮って、最初の状態と見比べてもいいでしょう。部屋が確実にキレイになっていることがわかったら、達成感が沸き起こり、「もう少しやろう!」といっそう前向きな心持ちになります。

取りかかった頃は、どこから手をつけていいのか分からない状態だったのが、些細なことを積み重ね、その結果が見えるようになると、俄然やる気が起こるのです。

朝の5分を習慣にする

軌道にのったら、片づけ術を参考に

軌道にのったら、片づけ術を参考に

ここにたどり着くまでのアクションをおさらいすると、次のようなイメージです。

1.どういう暮らしを送りたいか目標を立てる

 ↓

2.自分を奮い起こすきっかけを作って最初の一歩を踏み出す

 ↓

3.少しずつでも前進する

そして、ここまでくれば、片づけの軌道に乗ったも同然です。「人生がときめく片付けの魔法」で一躍、時の人となったKon Mariこと近藤麻理恵さんの動画がNetflixで見られるようになるなど、ネット上にもお片づけのヒントやノウハウがたくさん紹介されていますので、自分に合う方法を探しながら、自分らしい理想の暮らしを実現していきましょう。健闘を祈ります!

ライタープロフィール
羽根 則子
羽根 則子
大学卒業後、出版編集プロダクション、広告制作会社勤務を経て、渡英。2001年帰国後、フリーランスのダイレクター、編集者、ライターとして、出版、広告、ウェブメデイアにおいて、企画、構成、編集、執筆などを行う。とりわけ食の分野においては、専門誌や書籍などに深く携わり、手がけた書籍多数。ライフワークはイギリスの食。近著に『増補改訂 イギリス菓子図鑑』。羽根則子紹介ページ

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